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mixhostを1ヶ月試用したら注意点がポロポロ出てきた。初心者にオススメするならエックスサーバーかなと思った。そんな話。

早いと評判のレンタルサーバーmixhost。
約1ヶ月間、試用してみたのでエックスサーバーと比較しながら雑感を書き連ねたいと思います。
(2019/05/25追記。速度測定記事のためにサイトを作ったのもあり、今でも使用しています。1年以上経った現在でも自分の感想は変わりなしです。)

2021年7月12日追記
今ご覧の記事は2018年当時のものです。
2021年に改めてミックスホストをレビューし直しました。
最新のミックスホストの状況を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

比較対象とするミックスホストとエックスサーバーのプランは下記のとおりです。

比較対象
  • mixhost スタンダードプラン 1,078円/月(年間契約の場合)(税込)
  • エックスサーバー スタンダード(旧X10プラン) 1,100円/月(年間契約の場合)(税込)

1年契約ならば値段差は22円。ほぼ無いものと言っていいでしょう。
mixhostのトップページ
では「880円/月」となっていますが、あれは3年契約した場合です。
1年契約の場合は1,078円(税抜980円/月)。6ヶ月、3ヶ月プランの場合はもう少し高くなります。

売りの速度はどうだったのか

確かに早い。早いは早いけどエックスサーバーとあまり変わらないような。むしろ気持ちエックスサーバーの方が早いような気がします。(ちなみに当ブログはエックスサーバーを使用しています。)
これは計測したわけではなく、1ヶ月利用して感じた体感です。
ただ当サイトも、mixhostで動かしていたサイトも、過疎っている弱小ページなためアクセス負荷が高くなった場合はわかりません。

正直、売りの速度が体感できなかったあたりで気持ち的には「うーん…」となってしまいました。

※別記事としてサンプルサイトを使った速度比較記事を書きましたのでレンタルサーバー選びをしている方はそちらも参考にしてください。

mixhostのここがいまいち

独自ドメインを追加すると、初期ドメインのサブドメインとしても強制的に登録される

意図せず複数のURLからアクセス出来るようになってしまっているのが初心者殺しです。

契約する時に作成する初期ドメイン。これが仮にhttp://abc123.mixh.jpだとしましょう。
購入した独自ドメインが example.com だとして、これをmixhostで使えるように登録すると…

http://abc123.mixh.jp
→ 初期ドメインページにアクセス

http://example.com
→ 独自ドメインページにアクセス

http://example.abc123.mixh.jp
→ 独自ドメインページにアクセス

http://abc123.mixh.jp/example.com
→ 独自ドメインページにアクセス

このように初期ドメインのサブドメインとしても登録されてしまい、サブフォルダ形式のアクセスもできちゃいます。

http://example.com だけでいいのに意図せず複数のアクセスURLが生成される。
さらに上記に加えてhttps、wwwあり、のURLも追加されるため倍々のURLが生成されています。

こちらのヘルプにも書かれている通り、独自ドメインの追加をすると初期ドメインのサブドメインとしても登録するのは必須となっており避けられません。

注意

2021年2月追記
いつからかは不明ですがmixhostは初期ドメイン(mixh.jp)の提供を終了したようです。
これから新規にmixhostを契約するのであれば初期ドメイン絡みの問題は起こらないと言えそうですね。
反面、サイト運営に独自ドメインの用意が必須になりましたが、ワードプレスでブログをしようと考えている人のほとんどは独自ドメインの運営だと思うのでここは問題ないでしょう。
mixhost契約時に独自ドメインの購入も一緒にできますし、ムームードメインなど別のドメイン業者から購入したドメインも使えます。

初期ドメインにアクセスするとファイルツリー丸見え問題

初期ドメインのURLにアクセスするとpublic_html以下のファイルが丸見えになっています。
これまた初見殺し。気づかず丸見えになっている方、結構いそうです。
(というか、適当にありがちな単語を入れて見たら、ザクザクファイルツリー丸見えページが出てきます…)

ヘルプによると、これは仕様だそうです。

mixhostでは、初期状態でフォルダ内にindexファイルが存在しない場合、ファイルの一覧(index of)が表示される仕様となっております。
表示されないようにする為には、cPanelより設定を行う必要があります。

ヘルプではcPanelからドメイン毎に「インデックスなし」設定を行うのを紹介していますね。

index.htmlがあればいいようなので、僕の場合は空っぽのindex.htmlをpublic_html以下に配置しました。

こんな感じ。

index.html

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="robots" content="noindex">
<title>工事中</title>
</head>
<body>
こちらのサイトは工事中です。
</body>
</html>

一応検索エンジンにつかまらないようにnoindexもつけてます。
これでファイルツリーは見えなくなったので大丈夫なはず。
ダウンロードする場合はこちら。右クリックで対象を保存してください。

独自ドメインで追加したメールの受信がとにかく遅い

試用期間中はメール送信について1時間10通の制限があります。

しかし何も制限がないはずの受信がとにかく遅い。
試用期間中であっても受信に制限はないはずですが…。

Gメールから、独自ドメインで作成したメールアドレス宛に送信したら、受信は30分後とか。
日を変えながら何度か試しましたがやっぱり遅い。なんだこれ。

※スペックアップなどを経て現在(2020年3月30日)は1分半ほどまで縮まっていました。
これならばブログ用のメールアドレスとしての運用なら使っていけそうです。

cPanelの使い勝手は今の所評価できない

サイトを立ち上げた後は、利用する機会はグッと減ってしまうので、どうこう言うほど評価できませんね。
ただパッと見は分かりづらいです。項目でごちゃごちゃしている。
使いやすいとも使いにくいとも思わない。
まぁ、こんなもんでしょ。でももうちょい整理できるよね、って感じ。

自動バックアップは心強い、が決め手にはならない

mixhostは過去14日間の自動バックアップが行われています。
エックスサーバーはWeb、メールは7日間(2021年10月13日から14日間へと強化されました)。データベースは14日間の自動バックアップです。

バックアップからの復元はmixhostは無料。
エックスサーバーはWeb、メールは10,800円。データベースは5,400円※2020年9月24日にエックスサーバーも無料になりました。

自動バックアップはmixhostの方が優れているといえます。

ただそれが理由でエックスサーバーよりmixhostを選ぶ決め手にはならないかなと。

そもそもバックアップからの復元が必要になる機会って滅多にあるものじゃありません。
数年に1回そういう機会があるかないかってぐらい。

多くの人はBackWPUpプラグインも使うだろうし、それでどうにもならないときに有料復元を支払うのは、それほど躊躇しないのではと思います。

サーバーの安定性はエックスサーバーは、今日までの実績が証明しています。
mixhostはまだ新しいサービスですから、そこを考えるとバックアップ復元無料は決め手になるほどのアドバンテージになっていないのかなと思いました。

それでもmixhostのここは魅力

いつでもプラン変更。
急にバズって大量のアクセス負荷が発生しても、上位プランに瞬時に切り替えて対応可能。
アクセス数が落ち着いたら下位プランにも戻せます。
プラン変更による月額料金は日割り計算になるのも嬉しいです。

しかし!…当方弱小サイトなため判断できず。

mixhostの最大の魅力ってここなんじゃないかと思います。CPUやメモリなんかも露骨にスペックがあがってますしね。

ヘルプは充実

ヘルプ検索でだいたい出てくるので、そこは新しいサーバー会社であってもしっかりしてますね。
情報が少なさそうのを懸念してましたが、ほとんどヘルプで解決できます。

レンタルサーバー二刀流という選択肢

アダルトOKだからミックスホストを検討している方もいるかと思います。(エックスサーバーはアダルトNG)
いますぐに運営しなくても、将来的にそういったサイトも作るかもしれないから、なるべく制限がゆるいところで…と考えている方もいるでしょう。
ここで大事になってくるのがファイルツリー丸見え問題
サイト運営者のドメイン一覧がフォルダ名として表示されてしまうんですね。
複数ドメインを取得して、まっとうなサイトを運営しつつアダルトも運営していると、ファイルツリー丸見えで同じ運営者であることがバレてしまいます。
気づいたときにはあなたの評価がズタズタなんてことも…。

ファイルツリー以外にも、過去ミックスホストはPHPファイルが丸見えになる障害を起こしたこともあるので、やはり真面目なサイトとアダルトを1つのレンタルサーバーで同居させるのはオススメしません。

真面目なサイトはエックスサーバーで、ミックスホストはアダルトのみ、とした方がもしもに備えられます。
サーバーの安定性もまだエックスサーバーのほうが優勢です。

まとめ

現状、レンタルサーバーを検討しているならオススメするのはエックスサーバー

サーバーで重要なのは安定していること。
余計なことしない(されない)こと。
トラブルが合った時に迅速に対応してくれる窓口があること。

安定している
→ メール受信遅いよ。どうなってるの。

余計なことしない(されない)
→ 初期ドメインに、独自ドメインをサブ登録しないで。誰が喜ぶの、この機能。

迅速窓口
→ 窓口はメールのみ。電話なし。

この辺はやっぱりエックスサーバー
が強いです。

LiteSpeedの採用など新しいシステムを入れてくるあたり、mixhost
のチャレンジ精神は面白いと思います。
将来性は期待できますが、現時点で初心者にオススメするならエックスサーバー
になっちゃうかなと思いました。

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エックスサーバーは定期的にキャンペーンを実施しています。
↑のバナーにキャンペーンが表示されていると思うのでクリックして確認。
そして12ヶ月以上の契約ならば、契約特典独自ドメイン永久無料も受けることができます。
ブログ運営は長期に渡るものなので、12ヶ月以上という縛りは特段気になるものでもありません。
キャンペーンと併用できるのでお得に定番サーバーを利用しちゃいましょう。

さらに初心者に嬉しい『WordPressクイックスタート』機能があるので、ドメイン取得からWordPressのインストール、SSLの設定まで簡単に出来ます。
※申し込みページで「WordPressクイックスタートを利用する」のチェックを入れればOKです。

↑公式ページはこちら

キャンペーン中:ミックスホスト

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プレミアムプラン以上の契約なら初回の支払い金額が半額
さらに12ヶ月以上の契約なら独自ドメイン永久無料も付いてきます。
上位プランであるプレミアムが普段のスタンダードプラン料金と同額で使えるのが魅力的です。

キャンペーン期限が不明なため公式サイトをよくご確認の上ご利用ください。

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いつも通りであればアダルト専用サーバー「mixhost adult」でも同時にキャンペーンを実施しているのでアダルト専用を検討している方はこちらも確認してみてください。

↑アダルト専用サーバーはこちら

2019年5月25日追記
最近、新しいレンタルサーバー会社カラフルボックス(ColorfulBox)
と契約しました。
サーバースペックがそっくりなことや、アダルト専用サーバーであればアダルト運営もできるとあって、ミックスホストのライバルとして非常に強力なものがでてきたなぁと思います。
よければこちらの記事も参考にしてください。

キャンペーン中:カラフルボックス

2023年2月1日からカラフルボックスサーバー25%オフキャンペーンを実施中です。

BOX2以上のプラン+12ヶ月以上の契約でクーポンを利用することでサーバー料金25%オフ
さらに独自ドメイン永久無料の特典も併用できて大変お得になっています。

プロモーションコード(クーポンコード):SERVER25

ライバルとなるmixhostが2022年10月に大幅な値上げを告知しました。
今回のキャンペーンはライバルの値上げがあったからこその攻めのキャンペーンと言えそうです。
アダルトサーバーを検討している方、現在はコスパ面でカラフルボックスがダントツだと思います。

キャンペーン期限が不明なため公式サイトをよくご確認の上ご利用ください。

2020年11月19日追記
老舗のレンタルサーバーロリポップ!が全面リニューアルしたとあって、さらに追加で契約してみました。
アダルトはNGですが、非常に使用感が上々です。
こちらの記事にまとめています。

mixhost 2021mixhostは使いやすくなった?2021年に改めてレビューする

エックスサーバーをレビューエックスサーバー(Xserver)レビュー。5社使って比較・評価しました

定番5社を比較。WordPress におすすめの レンタルサーバー 。実際にサイトを作って 速度比較 してみました。

独自ドメイン購入業者を比較。利用して独断と偏見で評価してみました。

アフィリエイトのためのおすすめASPはどこ?使って比較してみました。





3 COMMENTS

ゆうちき

ミックスホストで独自ドメインメールを登録してみて、なぜ送信はできるのに受信がなかなか出来ないのか困って調べてこちらの記事にたどり着きました。単純にミックスホストが受信遅いだけなんですね・・・ありがとうございました;;

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EU-Create

> 独自ドメインを追加すると、初期ドメインのサブドメインとしても強制的に登録される
これはcPanelの仕様です。
メインドメインとしてサーバー会社で割り当てたドメインがcPanelにアクセスするためのメインドメインになります。

> 初期ドメインにアクセスするとファイルツリー丸見え問題
public_html直下に.htaccessで、
Options -Indexes
を作成してアップすれば解決できます。

> メール受信遅いよ。どうなってるの。
メールに限らずインターネット上のデータは様々なサーバーを経由して来るので、一概にサーバーが問題とも言えません。
メールサーバーはインターネット開始当初から使用自体は変わっていないので、いまだにどのサーバーであろうと遅延や未達問題はありますし、使用しているISPで制限されている場合もあります。
(他の利用者が大量送信をしてサーバー側IPがブラックリストに登録されている可能性もあります。)

ご参考までに。

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