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mac mini2010をSSDに換装。mini2010の寿命がまた延びた?

macだけなら、それほど不満はなかったのですがParallelsを使いだしてから若干もっさりが気になってきました。
macアプリから秀丸(Winアプリ)へ切り替えると1秒ぐらいかかる。
秀丸上での日本語変換がもっさり、grepが特にひどくてすごく遅い。

そもそもHDDが8年目突入で寿命も気になるし、いい加減にマシン買い替えも検討するけど、その前にSSD化を試してみてからでも…

というのがあって、ついにSSDへ換装です。

購入したのはこちら。
WesternDigitalのWDS500G2B0A。

購入価格約15,000円。
13,000円台のSSDもあったのですが、メインディスクだし信頼性のあるWesternDigitalがいいかなぁとメーカー買いです。
HDDは既に300GB使用していたので、500GBを選択。
miniの分解にあたって特殊ドライバ(T9、T8、T6ドライバ)が必要なので工具セットも一緒に購入しました。

換装前のmacの状態はこちら。

バックアップを忘れずに

換装前にTimeMachineで最新の状態をバックアップしておきましょう。
僕は普段、ParallelsのWindows領域はTimeMachineのバックアップ対象から外していましたが、移行にあたってここも含めてバックアップしました。

miniを分解

mini2010の分解、換装はこちらの動画がすごい参考になりました。

というか詳しすぎて、この動画以外いらないレベルだったので、僕の分解過程はダイジェストで。

裏返して蓋を外します。
2年前にホコリ掃除していたので、あまり汚れていません。
うっすら載っているホコリを掃除機で取りながら分解していきます。

HDDの取り外しに成功。
7年以上、不具合もなく動き続けてくれたHDD。ちょっと感慨深いです。
故障率の高さで定評のあるSeagate製でした。てっきり東芝あたりが入ってると思ってた。
さすがに使用年数を考えると使い回す気にもならないので、これでお役御免です。お疲れ様でした。

SSDと重ねてみた。当然ですがサイズ感は一緒ですね。

SSDをセットして、取り外したパーツを戻していきます。
ここでつまずいたのがこれ。

無線アダプタがついた金属パーツ。
これが薄い2層構造になっていて、こいつが全然はまらない。
15分ぐらい角度変えたり、力を込めたりと格闘していましたが、はまらない。
結局マイナスドライバーを2層構造の間に差し込んで、少し広げてあげることで無事にはまりました。壊れるかと思った。

それではスイッチオン。無事に認識しますように。

ついた!…なんだこの画面。とりあえずいつものパスワードを入力。

大丈夫だったみたいです。

ユーティリティ画面が出てきます。
英語なのは気になりますが、だいたい意味はわかるのでこのまま進みます。

まずはSSDのフォーマットをするため「Disk Utility」を選択。

接続したSSDを選択して、[Erase]タブから Format を[Mac OS Extended (Jounaled)」を選択。(Mac OS拡張ジャーナリング)
Name はタイムマシンから復元する時に、元の名前に置き換わるのでそのままにしておきます。
下の画像で色々HDDが表示されていますが、この時タイムマシン用の外付けHDDとデータ保存用の外付けHDDの計2台もUSB接続しています。間違ってそれらを選択しないように注意しましょう。

確認が出るので[Erase]で実行します。

ユーティリティ画面に戻って[Restore From Time Machine Backup](タイムマシンから復元)を選択します。

バックアップの履歴が出てくるので、一番日付が新しいのを選びます。

復元先が表示されるので、先程フォーマットしたSSDを選択します。

確認が出るので[Continue]で続行。

復元が始まりました。
ほぼ表示通り、300GBの復元で4時間弱かかりました。

無事に復元完了。起動できました。

ただ1点問題が。なぜかディスプレイのWQHD解像度を認識してくれない(FullHD解像度になってしまう)のでキャッシュ削除を試すことに。
Unyfingの無線キーボードだからか、シフトキー押しっぱなしで起動してもセーフモードに入れません。
ダメ元で Command + R を押しながら起動でインターネット復元画面を呼び出します。

復元メニューが表示されたら、何もせず「再起動」を選択します。
どうやらキャッシュ削除が出来たようです。
起動後、無事にWQHD解像度が認識出来るようになりました。

SSDに換装して10日間

起動は爆速ですね。HDDの頃は5分経ってもシステムが落ち着いていなかったのに、2分程度で完全に立ち上がります。
普段スリープ運用なので、あまりメリットは大きくないですが、アプリの起動も爆速なのでこれは助かります。

macとParallels間の切り替えもスムーズになりました。1秒待つみたいなことは無くなりました。
秀丸上での日本語変換のもっさり具合も改善。
grepも早くなってまともになりました。

盲点だったのが、Kindle、Koboの電子書籍のページ送りが早くなったことです。
パラパラとページをめくれます。こんなメリットがあったとは。

他にも全体的に速度が向上したかのような感覚があります。
操作周り全体的にプチストレスが解消された感じ。

さすがに最新のマシンとはくらぶべくもないですが、全体的にスペックアップ感が実感できます。
これなら後1年、もしかしたら2年?戦えそう。
mini2010のOSはHighSierraで止めるつもりなので、故障が起きない限り使っていけそうです。

15日経って…

もっさり復活。
何かが蓄積しているのか、Parallelsのもっさり具合がHDD時代と同じになってしまいました。
やはりメモリに展開後のアプリはメリットが薄かったみたいです。
特にParallels上の日本語変換のもっさり具合はイライラするレベルです。

アプリの起動やgrepなど、ストレージから読み出す部分の速さは健在ですが、CPUの非力が足を引っ張っている所はSSD化してもやはりダメですね。

何となくParallels上のWindowsはファイルキャッシュ多用してそうな気がしたから恩恵があるかと期待していたのですが…。

最近はマシン買い替えが頭をよぎりますが、今のminiでも何とか使えてしまっているから踏み切れません。
メインマシンの買い替えになるから、それなりのスペックをと考えると値段もね…。

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