2022年3月、Zen4発売の足音が聞こえてくる中、5800X3Dと無印5000シリーズの発表。
それを受けて39,800円の定価で貼り付いていた5600Xが32,000円ほどで安売りが開始。
僕は2600Xを使っているので5600Xへの買い替えをずーっと迷ってました。約4万円ってなぁ~…。と二の足を踏んでいたところにちょっとこれは背中を押された。
でもいっそ5800X3Dでもいいかも…でもでも6万とも7万とも予想されてるし…。
そんなところに超PayPay祭で5600Xがさらに安く買えるのをTwitterで見かけ、人によって割引率は変わってきますが僕の場合、実質価格約22,000円で購入ができることが判明!
これは買うしか無い!でついに5600Xへの換装です。
BIOSアップデート
使用しているマザーボードはASRockのX470 Master SLIです。
5600Xを載せるにはBIOSのアップデートが必要なので、公式サイトからフラッシュメモリへダウンロード。
UEFIからアップデートを実行。問題が起きることもなく無事アップデート完了。
CPUファン
5600Xはリテールクーラー(Wraith Stealth Cooler)が付属しています。
ただこのCPUファン、ちょっと小さくて冷却不足という記事をたまに見かけるんです。
で、僕が今使っているのは2600Xに付属していたリテールクーラー(Wraith Spire Cooler)です。
こっちの方が金属部分が倍以上の長さ。
5600XはTDPが65W。2600Xは95W。
なので5600Xは付属クーラーが2600Xよりも小型のが付属するようになっている。
だったら2600Xで使っていたリテールクーラーをそのまま使えば十分な冷却性能が得られるんじゃない?ってことで2600Xのクーラーだけは継続利用が決定です。
最近虎徹が値上がりしているのもあって、クーラー買い足したくなかったんですよね。せっかく安く買えた5600Xのお得感が薄れるし。
CPU交換
グリスは熊グリスでおなじみのこいつを使用。
CPUファンを外し…
すっぽんすることなく無事に外れました。
そして装着!もう終わった。簡単~♪…と思いきや…
ここからが大変でした。
CPUファンが取り付けられない。
「あれ?ネジ届かないんだけど?」
「バネだから強く押し込むんだっけ?自作したときこんなに力いれたっけ?」
「全然ネジ届かない。マザーボード壊れそう」
「そもそもネジ穴ずれてるし、なんだこれ」
結局マザーボードに付いてるケーブル類を全部外してケースから引っこ抜くはめになりました。
そしてマザーボードの下に落ちていたパーツ。
CPUファンを取り付けるネジ穴は別パーツになっていて、最初にファンを外したときにマザーボードの下に落下していたのでした。
大変すぎて写真撮るの忘れてました。
その後、ちゃんとCPUファンが取り付けられました。
ベンチマークテスト
せっかくなのでFF14ベンチです。
GPUは1050tiとエントリークラスですがFF14しかゲームはしてないので十分なんです。
換装前。
換装後。
ほとんど変わらねー。
というのも、ベンチマーク実行中にタスクマネージャーを見ていましたが、CPUの使用率は30%ぐらいで、GPU使用率が100%に貼り付いてました。
なのでCPUは超余裕だけど完全にGPUが足を引っ張っているって状態ですね。
2600Xの頃から不満があるわけではなかったのでいいんですけど、少し良くなるかもって期待してたのでちょっと残念。
まとめ
もともと2600Xで不満を感じていなかったのもあって、目に見える変化は特にないかなぁ。
ゲームもFF14ぐらいしかやってないので。
今後3年、4年を不満なく使っていくための先行投資って意味合いが強いですね。
Zen4はソケットが変わる上に、性能を活かすにはメモリをDDR5。
CPU代金に加えてマザーボードとメモリまで取り替えるのだから結構な出費になりそうです。
それならば今のマシンを5600Xに換装して長く使いたいって感じです。
2,2000円の投資で数年間パソコンの寿命が伸びたと思うと満足度は高いです。