Audible(オーディブル)とは
audible(オーディブル)はボイスブック(朗読)販売サイトです。
40万冊以上の書籍が音声化されています。
前回flierの記事を書きましたが、あれで音声による朗読ってなかなか良いなと気付きaudible(オーディブル)にも手を出すにいたりました。
使ってみての雑感以外にも、使い始める前に知りたかった情報がいい感じにまとまった記事が見当たらなかったのもあり、その辺の情報もまとめてみました。
audibleは月額会員制
月額1,500円のサービスです。
最初の30日間は無料です。※2019年7月3日時点
audibleはAmazon(アマゾン)の関連会社のため、会員登録もAmazonアカウントでサインインするだけです。
会員登録しなくても利用できるようですが、その場合タイトル(作品)の購入が定価になってしまいます。
※会員登録していれば30%オフでタイトルが買えます。
月額1,500円はなんとなく高いような気もしてしまいますが、毎月コインが1つ支給されます。
このコインで好きなタイトルと交換ができます。※audibleは作品(音声コンテンツ)のことをタイトルと表記しています。
タイトルはほとんどが1,500円を超えているものばかりなので、コインを使った時点で月額料金の元は取れることになります。
ビジネス書は千円を超えるものが多いですし、小説もハードカバーであればやはり千円以上します。
そう考えると月額1,500円は決して高くはないのかなと思います。
ちなみに30日間の無料体験のときもコインが1つ支給されるので、1冊タダでゲットできることになります。
誰が朗読しているのか
音声は、プロのナレーターや俳優、作品によっては著者自身がスタジオでレコーディングしています。
聴く前は淡々と朗読していくのをイメージしていたのですが、いい意味で予想を裏切られました。
ナレーターさんによるのでしょうが、ちゃんと少年は少年らしく、少女は少女らしく演じてくれていて聴き応えがありますね。
作品にはナレーターさんの名前も書かれていますし、お気に入りのナレーターさんが出来れば、その方が担当したタイトルから探すことも出来ます。
タイトルの朗読時間
タイトルごとにピンキリですね。
一例をあげると…
「ハリー・ポッターと賢者の石」は12時間44分(5,100円。会員価格は3,570円)
「七つの会議(池井戸潤)」は12時間4分(3,500円。会員価格は2,450円)
「自分を操る超集中力(メンタリストDaiGo)」は4時間18分(2,500円。会員価格は1,750円)
「知らないと恥をかく世界の大問題9(池上彰)」は6時間4分(3,000円。会員価格は2,100円)
となっています。
※価格は2019年7月3日時点
対応端末
Windows10、iPhone、AndroidでAudible用のアプリがリリースされています。
macはアプリがありません。※2019年7月3日時点
ただSafariやChromeなどのWEBブラウザから再生はできるので、使えないわけではないです。
もちろん各アプリ、ブラウザで最後に再生していた位置や、ブックマークなどの同期が行われます。
複数端末で使用できる
1つのアカウントで各端末の種類ごとに3台までです。
Android系端末で3台、iOS系端末で3台、Windows10系端末で3台、合計9台まで利用できます。
使用している端末はAmazonのアカウントサービスにある「コンテンツと端末の管理」で解除できます。
アプリとブラウザ再生を比較
基本的な機能はブラウザもアプリも備えています。
- 章送り・戻し
- 30秒早送り・巻き戻し
- 再生・一時停止機能
- 目次(再生する章を選択)
- 再生速度の変更
- ブックマーク(メモも書けます)
ブラウザ版は一部、使用できない機能があります。
使用できないのは、
- ダウンロードがないためオフライン再生ができない。
- スリープタイマーが無い。
- マイデータが参照できない。
ぐらいでした。
アプリであれば、音声をあらかじめダウンロードし、オフラインでも再生することが出来ます。
ブラウザはダウンロードがなく、ストリーミング再生のみです。
マイデータとは、日ごと、月ごとに何時間聴いた、といった自分の視聴時間が確認できます。
マイデータはアプリから参照できます。
機能詳細
ブックマーク
ブックマークは栞のようなもので、任意の位置を複数記憶しておけます。
ブックマークにはメモも残せます。
iPhoneアプリ版の場合はメニューの先にあります。
目次
タイトルによりますが、目次を見るとこんな感じですね。
横の数字は、目次で飛んだ先が何分間の音声コンテンツになっているかを示しています。
スリープタイマー
時間が来ると自動的に再生を止めてくれます。
寝る前にセットしておいたり、移動時間が決まっているならそれに合わせて設定しおいたり、便利に使えると思います。
再生速度
等倍速度(1.0x)以外にも朗読の速度を変更できます。
再生速度はブラウザ版や各アプリで微妙に違いがありました。
ブラウザ版ならば 0.75倍~3倍速
Windowsアプリなら 0.25倍から4倍速
iPhoneアプリなら 0.5倍から3.5倍速
Androidは所持していないため確認できず。
カテゴリーが多岐にわたる
ビジネス書や文学小説だけでなく、多くのカテゴリーが揃ってます。
オーディオブックと聞いて真っ先に思いつくのは英語ですね。
もちろんあります。
落語なんかもあったり。
ライトノベルも用意されてます。
他にもヒーリングや、絵本・児童書、洋書にホラー…色々と揃っています。
コインは高額なタイトルで使うのがお得
Audibleの月額料金は1,500円ですが、毎月支給されるコインはタイトルの価格に関係なく、どのタイトルでも1コインで購入できます。
ですから、せっかくのコインは高額タイトルにしたほうがお得です。
※コインが無い、または使わない場合、Audible会員は定価の30%引きで購入できます。
複数のタイトルがセットになっている「○○パック」なんてのが高額なのでコインを使うといい感じです。
コイン Q&A
コインが支給されるタイミングは?
毎月1コイン支給されます。
コインは買える?
毎月の支給以外の入手手段は無いようです。
将来的に、一定条件のもと3コインまとめて購入する特典が予定されています。
コインに期限はある?
コインの有効期限は6ヶ月間。使わなかったコインは繰越です。
コインを使わずに購入できる?
コインを保有していても、コインを使わずクレジットカードで購入ができます。
退会したらコインはどうなる?
コインは無くなります。
購入、コインと交換したタイトルは退会後も聴けます。
退会前にコインは使い切りましょう。
購入場所は2箇所
購入はAudibleホームページ(audible.co.jp)以外にも、Amazon(アマゾン)からも購入できます。
Amazonで買おうとしている書籍がAudible版の販売をしていれば、Audible版の表示が確認できます。
iPhoneのAmazonアプリからも「形式・仕様」ボタンをタップすればAudible版があるかが確認できます。(購入はブラウザでしか出来ません)
交換・返品ができる
会員ならば交換・返品ができます。
タイトルを聴いてみたらイメージと違っていた、ナレーターの声になじまなかった場合に返品できます。
返品の詳しい方法はこちら。
解約・退会はいつでもできる
audible.co.jpのWEBページのアカウントサービスから退会手続きが出来ます。
詳しくはこちらを参照してください。
退会するとコインは無くなってしまうので、余っているコインがあれば使い切りましょう。
購入したタイトルは退会しても利用できます。
休会もあります
コインの有効期限が6ヶ月間あるので、それほど休会を利用する機会も無いと思いますが、カスタマーサービスに連絡することで休会することも出来ます。
12カ月間に1回、1カ月から3カ月まで1か月単位でAudible会員プランを休会することができます。貯まったコインをゆっくり使いたい、長期出張などで一時的にAudibleをご利用できない方にお勧めします。
休会については詳しくはこちらを参照してください。
最後に
オーディオブックを求める人にはaudible(オーディブル)は期待に応えられるサービス内容だと思います。
ナレーターが合わなくても返品・交換できるのも嬉しいところです。
※返品・交換はAudibleのトップページでも大きくアピールしています。
とりあえず30日無料でコイン1枚支給なので試してみるが吉ですね。
Amazon(アマゾン)アカウントを既に持っているならば、煩わしい会員登録もありません。
会員にならなくても利用できますが、定価購入になってしまうし、無料体験によるコイン支給もありません。
ですから、会員が圧倒的にお得です。